こんにちはネコ部長です。
ブログを始めて1年が経過し、日々楽しみながらブログを書いていますが、ブログを始めて間もない初心者のみなさんは、たまに辛いと感じることがありませんか?
そんなにネタもないし、早々いい記事なんか書けないよねぇ...。
そんな風に感じてしまうと、その想いがどんどん膨らんでいき、やがてブログをやめてしまうことになるのではないでしょうか。
しかし傑作を生みだすというのは、なかなかできることではありませんよね。
だからと言って、簡単にあきらめてしまうのももったいないと思いますよ!
そこで今回は、有名な音楽家から「傑作は駄作の積み上げ」ということについてお話ししていきましょう。
ベートーヴェン
18世紀のドイツで活躍した作曲家でピアニスト。音楽史上極めて重要な作曲家のひとりで、日本では「楽聖」とも呼ばれています。聴覚障害者にも関わらず、数々の素晴らしい楽曲を世に残していて、「運命」「交響曲第9番」などは、誰もが聞いたことのある名曲です。
引用:ウィキペディア
ベートーヴェンといえば、誰もが知っている有名な音楽家ですよね。
音楽室に肖像画が飾ってあったり、交響曲第9番なんかは、大晦日によく聞く曲です。しかし、このベートーヴェン 。最初から傑作と言われる曲を書いていたのでしょうか?
じつはベートーヴェンが生涯に作曲した数はなんと、約650曲もあるのです!
その内、みなさんが知っているベートーヴェンの曲は何曲ありますか?
ええっと、5曲くらいでしょうか...。
そんなもんなんですよね。
音楽を専門にされているかたならともかく、大抵の人はそのくらいしか知っていないのです。いくら有名な作曲家であっても、殆どが平凡な作品とされているのですよ。
バッハ
18世紀のドイツで活躍した作曲家・音楽家です。鍵盤楽器の演奏家としても高名で、西洋音楽の基礎を構築した作曲家であり音楽の源流とも捉えられ、日本では「音楽の父」とも称されています。「トッカータとフーガ」や「G戦場のアリア」はとても有名な作品です。
引用:ウィキペディア
私的にバッハの曲は、とても聞きやすく心が落ち着く作品が多く、特に「アヴェ・マリア」 は、ハワイで結婚式をしたときに、現地の方が歌ってくれた、とても思い出がある曲なんです。(;^_^A
さて、ここで問題です。バッハの全作曲数はいったい何曲あるのでしょうか?
答えは、約1000曲もあるのです!
1000曲の内、みなさんは何曲知っていますか?
ええっと、3曲かな...。スイマセン(´;ω;`)
そんなもんです。
聞けば知っているけど、それが誰の曲か知らないっていう人も多いと思います。
駄作を大量に生み出すメリット
ベートーヴェンやバッハも、全作品の中で傑作といわれている作品はほんの一握りでしかありません。言い換えれば、彼らの生涯に費やした時間の殆どが「駄作」を作っているということになるのです。
ではなぜ、駄作の中から傑作が生まれるのかを考えてみましょう。
駄作を大量に作るメリットその1
まず考えなければいけないのが、駄作や傑作という評価は誰がするのでしょうか?
そう「世間」なんですよね。ブログで言えば「読者」にあたります。
つまり「読者が何を高く評価するかは、誰にも分からない」ということです。
みなさんが読んでいる本や、流行りの曲も、売り出してみないとどれだけ売れるのかは分かりませんよね。
ブログも同じです。
書いてみなければ、それが高く評価されるのかは分からないのですよ!
駄作を大量に作るメリットその2
駄作を大量に作ることで得られるメリットは「アウトプットの質」なのです。
つまり、数をこなすことでアウトプットの質が高まってくるのですね。
インプットは何のためにするかといえば、アウトプットするためなんです。
野球で例えれば、バットの持ち方やスウィングフォームなど、これらは知識として得られることです。しかし、得た知識を実際に表現できるかといえば難しいですよね。
だから何度も練習をして、その成果を試合にぶつけるのではないでしょうか。
だからといって必ずホームランが打てるわけではありません。
また、何度も何度も練習をしていくことで、体力や技術といった質を上げ、試合に臨むのです。
つまり、駄作を繰り返すことで徐々に質が高まり、傑作を生んでいくことに繋がるということなのです。
アウトプットし続けることで、インプットしたものの理解が深まるということですね。
まとめ
いかがでしょうか。
駄作を積み上げることで、そこから傑作が生まれる というお話しをしてきましたが、勘違いしてはいけないのが、ただ積み上げればよいという訳ではありません。
傑作は、質が徐々に上がっていった駄作の結果だということなのです。
ブログで書き続けている駄作を傑作に変えていくには、しっかりと駄作に目を向けて向き合わないといけないと考えます。
ちなみにあのピカソも、生涯で生み出した作品は、絵画で1800以上、彫刻で1200以上、陶芸で2800以上、さらに12000以上のデッサンがあるというのですから驚きですよね。
これだけあっても傑作として認められているのは1%以下といわれています。
もちろん私たちはベートーヴェンやピカソといった天才ではありませんが、その背景には大量の駄作があるということを覚えておいてください。
駄作でもいいので、書き続けていくことでいつか皆が認める「傑作」が生まれるかもしれませんよ。
それではこの辺で。
ご覧いただきありがとうございました。