ネコ部長のお役立ちブログ

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【成功論】行動する人だけが成功を得られる!歴史から学ぶ偉人たちの成功論とは

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こんにちはネコ部長です。

成功者には必ずと言っていいほど共通する成功の法則がありますが、これは現代に限った話ではなく、古くから同じことが繰り返されてきました。

 

歴史を動かした人達と、現代の成功者との共通点とはズバリ「行動」です!

そこで、偉人たちの成功論についてお話ししていきましょう。

 今回の参考図書はこちらです。

 

 

 

行動する人だけが成功を得られる!

「歴史は語る」とはよく言ったもので、良くも悪くも歴史というものは繰り返されてきました。

その中で、成功者と言われる「偉人」たちの共通する成功論は思想や考察力だけでなく、その先にある「行動力」なのです。

坂本龍馬

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行動する人は、考えるだけの天才を凌駕する!

 薩長同盟大政奉還といった明治維新の立役者でもある、幕末の英雄「坂本龍馬」ですが、龍馬の凄さとは彼のとった「行動」にあるのですね。

実は、薩長同盟や大政奉還は龍馬のオリジナルのアイデアではなかったのです。


薩長同盟では、龍馬の前に土佐藩の中岡慎太郎土方久元らが先駆けて活動していました。また、大政奉還についても幕府の官僚であった大久保一翁が、大政奉還がなされる7年も前に、仲間内に今後の幕府の進む道として仲間内に示していました。

では、龍馬以外でもこのようなアイデアを持っていたのに、なぜ歴史に名を残すことが出来なかったのでしょうか。

 それは、リスクを恐れて行動しなかったからなのですね。

 龍馬は「脱藩すれば死罪になる」というリスクを負いながらも、当時幕府から目を付けられていた長州藩に変わって、会社を設立し武器を外国から購入していたのです。

現代、私たちの周りでも同じようなことが起こっていませんか。
誰かが手を挙げていいアイデアを出したときに「それくらい自分だってできるよ!」なんて言う人が。

しかしよく考えて下さい。はたしてその人はそのアイデア通りの結果を出しているのでしょうか?

龍馬のスゴイところは 「自分にだってできる」と思ったことは即行動に移して結果を出したことにあるのですね。

ポイント

思うだけではなく、何か行動に移すことが大切!

 

ガリレオ・ガリレイ 

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挑戦者はどんなに惨めに敗れても
傍観者に負けることはない!

「 太陽は地球の周りを回っている」

天動説が主流だった17世紀当時、これに異を唱え「太陽の周りを地球が回っている」と地動説を主張したのがガリレオ・ガリレイです。

この地動説を多くの人に理解してもらうためにはどうしたらいいのかと考えたガリレオがとった行動は「天文対話」という本を出版し多くの人に読まれるようになりました。

しかし、これに待ったをかけたのがローマカトリック教会の信者たちです。

聖書で「神が天を支配している」という教えとは違う考え方の地動説に対し、ガリレオを裁判にかけ「地動説は間違いでした」と言うように強制したのです。

もちろんガリレオは「そんなこと言いたくない」と思いましたが、当時の教会の権力は凄まじく、言わなければ拷問にかけられ殺されてしまう恐れがあったので、しぶしぶ「すいません、間違っていました...」と教会の意思に従うことになったのです。

しかし、後に結果は変わったのは言うまでもありませんよね。

教会に無理やり地球は動いていないと言わされた「ガリレオ裁判」は、かえって世間から地動説がより注目されるようになってしまったのです。

ポイント

「できなかった」は「やらなかった」よりも圧倒的に価値がある!

 

 渋沢栄一

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自分が置かれた境遇・環境だけで
人生は決まらない!

 日本の近代化に大きく貢献した、日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一

彼は最初は攘夷(討幕派)を目指して活動していました。

「外国と貿易をするなどもってのほかだ」と横浜の焼き討ちや、外国人を片っ端から切り倒すという大胆な計画まで立てていました。

しかし、仲間からの反対もあり幕府に情報が漏れるのを懸念し京都に逃げることになりましたが、そこで幕府の追っ手を逃れるため、一橋慶喜(後の第15代将軍 徳川慶喜)に仕えることになったのです。

正直なところ幕府側の人間に仕えることに抵抗はあったものの、栄一の提案や才能などが慶喜に認められ、ある日、慶喜の弟である徳川昭武のフランス留学に同行することになったのです。

この時には攘夷に疑問を抱き、もっと西洋について学ぶべきだと栄一は感じていました。少し前までは外国人を焼き討ちしようとを考えていた同じ人物とは思えませんよね。

フランスに渡った栄一は、一心不乱に西洋文化の全てを学び、帰国後は大隈重信の下で働き、政府を辞めた後は約500社の企業設立・発展に携わっています。

つまり、不本意な選択肢であっても、自分で選んだ道ならばそこから何かを掴み取ろうとすることが大事だということです。

ポイント

選んだ道を嫌々行くのではなく、選んだ道をどう行くのかが大切!

 

まとめ  

まとめ
・行動する人は考えるだけの天才を凌駕する
・挑戦者はどんなに惨めに敗れても傍観者に負けることはない
・自分が置かれた境遇・環境だけで人生は決まらない

いかがでしたでしょうか。

今回紹介した偉人たちの成功論はまだほんの一部ですが、どれをとってもやはり「行動なくして成果なし」と言えます。

ラリー・ペイジやスティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、孫正義といった現代においても偉業を成し遂げている人達の共通点もやはり「行動」にあります。

私たちは昔の人に比べ、情報量やツールにとても恵まれた時代に生きていて、だからこそ行動していかなければ成功には手が届かないのではないでしょうか。

もちろん成功の定義は人それぞれですが、それも行動あってのものだと考えます。

行動する人だけが成功を得られる!

みなさんにとっての成功論とは何でしょう?

 

それではこの辺で。

ご覧いただきありがとうございました。