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【退職届】退職時の評判はついてまわる⁉退職時のマナーを考える

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こんにちはネコ部長です。

会社を辞めるときに提出するのが「退職届」ですが、この手続きもなく

突然、次の日から出社しなくなるといったケースも増えています。

このような辞めかたをした場合に、その会社内から取引先などに伝わる

可能性もあり、それがいろいろな経路から広がっていく恐れがあります。

 

最悪、転職先にも伝わってしまえば雇ってもらえないかもしれないので、

退職時にもマナーを守る必要があるのではないでしょうか。

 

 

今回は、退職時のマナーについてお話しします。

円満退社をめざそう!

退職する理由は様々ですが、後ろ向きな理由で転職や退職を決めても

その次がうまくいくとは限りません。また、辞めるタイミングを間違え

ずに適切な手続きをしていけば、快く送り出してくれると思います。

退職理由の考え方

退職に至るまでの経緯はもちろんですが、あまり考えもなしに

退職するのはどうかと思います。それではどのような理由がOK

なのかを挙げてみます。

  1. 職場環境が満たされない(長時間労働・賃金不払い)
  2. 自分のキャリアアップのため
  3. 知り合いによる引き抜き
  4. 会社全体のコンプライアンス意識が低い

などが考えられますが、逆にNGなのが次の理由です。

  1. 職場に嫌いな人がいる
  2. もっと自分にふさわしい仕事があるはずと勘違いしている
  3. もっとラクして稼ぎたい
  4. 特に理由がない

ですが、私の職場でも実際にあった話しでもあります。

 

退職までの流れについて

よく「退職願」「退職届」を混同しやすいですが、全く別のもの

になります。それでは辞めると決断してから退職までの流れを

説明していきます。

1.決断する

会社を辞めたいと思ったら、本当の理由はどうであれ「前向きな理由」

を用意しておきます。後ろ向きな理由だと、周りや自分の立場を悪くする

可能性があります。

周りに配慮するのもマナーです!

2.申し入れをする

まずは直属の上司に相談の形で申し入れますが、この時に確認しておく

ことが就業規則です。申し入れの場合は退職日の1ヶ月前などと記載され

ているので予め確認しておきましょう。尚、法律では2週間前までと

なっています。(民法627条1項)

3.退職願の提出

「退職願」とは、労働契約の解除を会社に願い出るための書類であり、

「退職届」とは異なります。尚、退職を願い出る際に書面の退職願は

必ずしも必要ではないので、口頭でもOKです。しかし、退職の意思を

示した根拠になるので、場合によってはあった方がいいかもしれません。

この時に具体的な退職日を決めます!

4.退職届を提出

退職日が確定したら「退職届」を提出します。この時に会社既定の

退職届がある場合がありますので、上司に確認しておきましょう。

また、提出先や期限などは就業規則や社内規定に記載されている

ので、そちらも確認しておきましょう。

特に指定がない場合は、直属の上司に手渡すのがマナーです!

退職前に確認しておくこと

退職日を決める前に確認しておくことが、業務の引継ぎ相手

有給消化をする際の残日数です。

 

業務を誰に引き継いでもらうかなどは上司に相談の上、決めた

ほうがいいでしょう。勝手に決めるとトラブルの原因になります。

 

有給消化については残日数を確認してから、退職日を決定して

もいいと思います。

あと会社に返却するものも確認しておきましょう!

まとめ

連休後などは特に退職者が増えるといいますが、退職者も

ちゃんとマナーを守って退職するように心がけてもらいたい

ものですね。

 

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これは私が以前に経験した話しですが、部下の一人が私の上司に仕事の

ミスを指摘されたことがあり、その次の日から出社しなくなりました。

5日後にファックスで一言「お世話になりました」と書かれたものが送ら

れてきましたが、理由はどうであれ辞めかたは考えてほしかったですね。

優秀な人材として評価も高かったのですが、一気に常識のない人として

噂されるようになってしまったのです。

 

退職時はマナーを守って、気持ちよく次のステージに向かいましょう。

(決して退職を助長しているのではありませんので)

 

ご覧いただきありがとうございました。