【退職】五月病？新入社員が退職する理由について考えてみる

こんにちはネコ部長です。

進学や就職が決まり新生活がスタートして、そろそろ新しい環境にも慣れてきた

ころだと思いますが、この時期にやってくるのが五月病といわれる症状です。

先日、新入社員のトラブチさんが退職願を出してきました

えぇぇ～っ⁉本当ですか？そういえば最近元気なかったですね

今回は、この時期に新入社員が退職する理由について考えてみます。

五月病とは 

五月病とは連休明けに、学校や会社に行きたくないとか、体調が悪い

などの状態を総称して呼んでいます。

初期症状としては、やる気が出ないや食欲が落ちる、眠れなくなる

といった状態が挙げられます。

原因としては主にストレスで起こりますが、新生活による環境が

変わる新年度は特にストレスが溜まりやすい時期でもあります。

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新入社員が退職する理由とは？

この時期に新入社員が退職する理由は本当に五月病が関係している

のでしょうか？

私がここ数年での退職者との話しの中で、出てきた理由をまとめて

みるとこのような内容が挙げられます。

1. 先輩や上司と仲良くできない
2. 他に希望する就職先が見つかった
3. もっと休みたい
4. 社風が合わない

などです。

ここで注目したのが１と４です。

ここの理由について考えられるのが価値観の相違です。

世代別の価値観の相違

仕事や物に対する価値観については、世代ごとに育ってきた環境や

教育制度などの外部要因や内部要因において違いがあるのだと考えます。

たとえば、会社や仕事に対しての価値観において昭和世代と平成世代で

比べてみるとこのようになるのではないでしょうか。

昭和世代

1. 会社のために働く
2. 会社を成長させ会社に尽くす
3. 仕事優先で上下関係が大切
4. やりがいを仕事に求める

平成世代

1. 自分の時間を有効に使いたい
2. あくまでも自分の生活スタイルが優先
3. 会社のために自分を犠牲にできない
4. 給料のために働く

（注：あくまでも例えです）

このように世代別に、会社や仕事に対してどのような価値を

見出しているかになります。

退職を防ぐには

新入社員が退職する理由としては決して価値観の相違だけでは

ありませんが、やりたいことを我慢して働くよりもやりたいこと

をやっていきたいということで、それに見合った対価（給料）

があればよいということだと感じます。

しかし、それを常に認めていたら会社という組織が成り立たず

経営はできなくなるでしょう。このような考え方自体も価値観

の違いがあるのかもしれませんね。

厚生労働省の調査によれば、新卒者が早期退職する人数は3割くらい

だそうです。

ホーム｜厚生労働省

対策として考える

それでは退職を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか？

はっきりいえば答えはありません！

なぜなら、価値観の違いは簡単にどうにかできるものではないからです。

しかし、対策として考えることはできますので次のように挙げてみます。

・組織をマネジメントしている方がこの価値観の違いを理解する

・お互いに価値観の押しつけはやめる

・共通の価値観を何にするのか決めておく

と考えてみました。

まとめ

五月病とは、現代のストレス社会が生み出した現象のひとつですが

会社が悪いとか若者の考え方が悪いとかではないと思います。

仮に、10人の新入社員がいてそのうちの3人が価値観の違いで退職した

とします。しかし、残り7人のかたが退職されないのはなぜでしょうか？

そこには退職しないという理由があるからなのです。

つまり、退職する理由を考えることは大切なことですが、新入社員を

含め、現在頑張っていただいているかたのやめない理由にも目をむけて

いけば、何かしらの答えが見つけられるのだと思います。

令和時代に入り、その20年後の価値観はどのようにかわっているの

でしょうか？とても気になるところですね。

それでは今回は、新入社員が退職する理由について考えてみました。

ご覧いただきありがとうございました。

正しい価値観で行動すれば職場と結果は変わる 成功事例に学ぶ「インパクト・メソッド」Vol.4