こんにちはネコ部長です。
日本昔話でも有名な「桃太郎」ですが、実は全国にいくつか桃太郎伝説は
存在しており、その中でも岡山県にある伝承が有力とされています。
今回は、その伝承が伝わる「吉備津神社」に行ってきました。
吉備津神社
吉備津神社は、岡山県岡山市吉備津にあり「大吉備津彦命」を祀って
おり、縁結びや夫婦円満、安産育児、長寿、金運などのご利益がある
屈指のパワースポットでもあるのです!
これらの主祭神「大吉備津彦命(オオキビツノヒコノミコト)」こそが
桃太郎のモデルになったと言われています。
「吉備津神社」
〒701-1341岡山県岡山市北区吉備津931
℡:086-287-4111
車:岡山自動車道 岡山総社ICから20分
山陽自動車道 岡山IC20分
JR:「吉備津駅」下車徒歩10分
ご案内
国道から松並木の参道を抜けていくと広い駐車場があり、車を
降りてから境内までの入り口はとても近いです。
駐車場には案内板も設置されているので、どこに向かえばいいかが
わかりやすいですね!
☝神社ですのでここでしっかり清めておきましょう!
それではお清めをすませたら、境内へと続く階段を上り本殿へと向かって
行きましょう。
階段を上っていくと、途中に赤色の「北随神門」が見えてきます。
この「北随神門」は重要文化財に指定されています。
門をくぐってさらに階段を上ると、授与所という門がありそれを越えると
目の前に本殿が表れます。
本殿・拝殿
本殿は、比翼母屋造というここでしか見られない様式になっていて、全国でも
唯一の様式から「吉備津造」と呼ばれ国宝に指定されています。
大きさも京都の「八坂神社」に次ぐものだそうです。
☟拝殿
この拝殿に桃太郎さんがおられるのでしょうか?
拝殿横には中庭があり、お守りやお面?なども販売されています。
一童社
中庭から南側に進むと「一童社」に入ることができます。
この社では、合格祈願や学業のご利益があるとのことで、手前にはアーチ形の
壁がありたくさんの絵馬が奉納されています。
回廊
本殿に向かって右側に進むと「南随門」がありそれを抜けると本殿から
本宮社までつなぐ廻廊に入ります。
この廻廊の長さはなんと、400メートルもあります!
えびす宮
廻廊を進むと中ほどに左に入る箇所があり、そこから左に進むと
「えびす宮」に入ります。
こちらでは、商売繁盛や家業繁栄の神様を祀っておられます。
私もしっかり拝んでおきました!
その他
廻廊をどんどん進んでいくと左手に年季の入った鳥居が見えてきました。
この階段を上った奥には「水子慰霊社」があります。
鳥居の上にはたくさんの石がのせられています。
このほかにも弓道場があり、その庭園には水車小屋があって日本人として
とても懐かしさを感じられました。
この付近には、梅林やあじさい園、ぼたん園などがあり季節にあわせて
楽しませてくれる境内になっています。
境内を抜けるとお隣には庭園が立派な「宇賀神社」もあります。
まとめ
吉備津神社には桃太郎伝説のほかに、ここならではの「鳴釜神事」が
執り行われており、なんでも退治した鬼の首が窯の下に埋まっている
というのですが、あの戦国時代の名軍師「黒田官兵衛」もここで吉凶を
占ったと伝えられています。
また、この境内が納められている「吉備中山」自体が古来より神の山として
崇められてきたので、山のエネルギーがどんどん伝わってくるような感じ
がします。
さて桃太郎伝説ですが、諸説では大和国と吉備国が争っていて敵を
鬼とたとえていたともいわれています。
あと桃太郎のお供はイヌ・サル・トリとされていますが、風水でいう
鬼門と関係しているのではとの説もありますが・・・。
そんなミステリアスなパワースポットの「吉備津神社」に是非一度
行ってみてください!
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