今日は用事があって、久しぶりに「京都」にやってきました。
用事も早く済んだことだし、ちょっとその辺を散歩してみよう!
ということで、京都東山区を散歩してみることにしました。
京都東山区
東山区(ひがしやまく)は、京都市を構成する11区のひとつ。区内には、祇園や三条京阪周辺などの繁華街がる。鴨川左岸の平野部は早くから市街化されているが、東山の西麓には大規模な寺社が林立する。景観条例等の規制が比較的厳しいこともあって、他の区で見られるような山間部の住宅開発は行われておらず、人口は11区中最も少ない。なお、当区の65歳以上の高齢者比率は11区中最も高く、全国の政令指定都市の行政区の中でも6番目に高い。(総人口37197人 2019年6月1日調べ)
散歩するにしても、かなり広いし時間も限られているので
移動できる範囲内で色々見て回ることにしました!
京都国立博物館
まずはここ、「京都国立博物館」です。
以前から気になっていて、ようやく入ることができましたが、建物は1897年
(明治30年)に創設され、2014年9月に平常展示館を立て替えられてできたのが
「平成知新館」です。(下写真)
建物は3層吹き抜けになっていて、とても解放感がありますが、展示室は自然光を
完全に遮断しており、展示品を配慮した設計になっています。
中にはレストランもあり、ゆっくり鑑賞できる配慮がされています。
庭園には噴水もあり、1日中楽しんでいられる博物館ですね。
この日は、特別企画として「京博寄託の名宝」が催されていて、沢山の仏像や名画、
書跡や染織など、階ごとにテーマがあってそれぞれの名宝が展示されていました。
残念ながら、展示品は撮影不可になっていたため写真はありませんが、エントランス
には「風神雷神図屏風」のレプリカ?がありましたので、その写真がこちらです。
本物は中国絵画展示室にありますが、展示期間は2019年8月14日~9月16日と
なっています。
風神雷神はやっぱり素晴らしいですね!
開館時間・観覧料・休館日、交通アクセスなど詳しいことはHPでご確認ください。
蓮華王院 三十三間堂
次は、京都国立博物館の斜め前にある「三十三間堂」です。
正式名称は「蓮華王院本堂」というそうですが、天台宗妙法院の境外仏堂であり、
元は、後白河上皇が自身の離宮内に創建した仏堂です。
ご本尊は「千手観音」で「蓮華王」とは千手観音の別称だそうですね!
三十三間堂とは、南北約120mの本堂内陣の柱間が33あることから、そう呼ばれて
いますが、本堂には1000体の千手観音像や風神雷神像など多数の国宝や重要文化財
があります。こちらも残念ながら本堂内は撮影禁止になっていました。
1000体の千手観音像の表情が、それぞれ違っているように見えるのは
気のせいですかね?
本堂内には様々な展示品もあり、とても楽しませていただきましたが、
境内はこのようになっており、とても広く結構歩きました。
中庭には朱色の回廊もあり、なんだか本堂とは違って艶やかです。
拝観時間・拝観料・交通アクセスについての詳しいことはHPで確認下さい。
豊国神社
そして次は、三十三間堂からテクテク歩くこと5分、京都国立博物館のお隣にあるのが
「豊国神社(とよくにじんじゃ)」です。
豊国神社は、神号「豊国大明神」を下賜された「豊臣秀吉」を祀った神社です。
豊臣家滅亡とともに徳川家康の命により廃絶となったが、のちに明治天皇の勅命
により再興された。主祭神の居城があった大阪城公園や滋賀県長浜市、出身地の
名古屋などにも豊臣秀吉を祀る豊国神社が存在している。
出典:ウィキペディア
道路から境内までの距離は短くすぐ鳥居があり、そこをくぐって境内に入ります。
手水舎で清め、そのまままっすぐ歩けば国宝にもなっている「唐門」に到着します。
この唐門は、秀吉が築いた伏見城にあったものをこちらに移したそうで、唐門の扉
には「鯉の瀧登り」の彫刻がされていて、瀧を上って竜になるということから、
出世にご利益があると言われています。
また「宝物館」もあるので、そこには秀吉にゆかりのあるものが展示されて
いますので、お時間があるかたは見ていってください。
豊国神社のご利益は、勝ち運・仕事運・就職(就活)・転職となっています。
草履取りから大出世した、秀吉公ならではのご利益ですね!
お守りも、ひょうたんの形をした物やぞうりの形のもの、わらじの形をした
「出世絵馬」などもありますので、就活生や出世したい人にはおすすめです。
詳しいことはこちらから確認ください。(HPが無いようなので)
安井金毘羅宮
そして次に訪れたのが、京都最強の縁きり神社と名高い「安井金毘羅宮」です。
豊国神社から車で10分ほど走りますが(散歩じゃなかったっけ?)、
運が良ければ、安井金毘羅宮の駐車場(無料)が利用できます。
(念のために近くのコインパーキングを利用しました)
安井金毘羅宮は歴史は古く、飛鳥時代に藤原鎌足(中臣鎌足)が一族の繁栄を願って
創建した「藤寺」が起源とされているようです。
安井金毘羅宮は「縁きり神社」ともいわれ、境内には絵馬の形をした高さ1.5m、
幅3メートルの巨大な岩があり、その中央には穴が開いていて、その穴をくぐり
ながら願い事をすれば叶うとされています。また、縁切りだけでなく、縁結び
にもご利益があるようで、「悪縁を断ち良縁を呼び込む」といったパワースポット
としても有名です。(この日は、若い人や外国人がとても多かったです)
まず、参道を通って手水舎で清め本殿に参拝します。そのあとは、形代(かたしろ)
と呼ばれる身代わりのお札に、縁を切りたい、縁を結びたいといった願い事を書き
「縁切り縁結び碑」に向かいます。詳しい参拝方法はこちらからどうぞ。
お札を貰う時には、お志として100円以上のお賽銭をしましょうね!
しかし、この日は 連休中日ともあって、すごい人の数で待ち時間がとてつもなく
長くなりそうです。でもせっかく来たのだからと思い待つこと1時間30分、やっと
出番がやってきました。(人気のアトラクション並みの待ち時間です)
ご覧の通りすごい数のお札です。ちょっと怖い感じがしますが、願い事をしながら「表」と彫ってあるところから穴をくぐり、今度は「裏」 からくぐりなおします。
狭い感じはなかったのですが、体制がけっこうキツかったので、そっちの方で頭が
いっぱいになっていました。
その後は、お札を碑に張り付けるのですが、碑の裏側にのりが置いてあるので安心
して下さい。そして自分の好きな場所に張り付ければ完了です。
詳しいことや、交通アクセスについてはこちらから確認下さい。
まとめ
いかがでしょうか。
京都東山区には他にも、清水寺や八坂神社など有名な名所がありますが、
残念ながら今回は時間が無かったので、またの機会にご紹介します。
しかし、中秋のはずがこの日の気温は34度もあり、4か所回るだけでもかなり
しんどかったです。でも満足はしていますので、また京都に来てゆっくり名所
めぐりをしてみたいと思います。美味しいものもたくさん食べたいですね!
ご覧いただきありがとうございました。