こんにちはネコ部長です。
今回は、鳥取にある日本最大級の中国庭園「燕趙園(えんちょうえん)」の
魅力についてご案内いたします。
燕趙園(えんちょうえん)
鳥取県東伯郡湯梨浜町の東郷温泉にあるテーマパークで、鳥取県と中国河北省との
友好提携シンボルとして平成7年に建設された日本最大級の本格的な中国庭園です。
中国歴代の皇帝が造り、親しんだ皇家園林方式の中国庭園をそのまま再現し、設計、
資材調達、加工まで全て中国で行い、日本に運び中国の職人さんが建設されました。
それでは案内していきましょう。
燕趙門
駐車場は「燕趙園」の真向かいに道の駅がありますので、そこに駐車して下さい。
もちろん料金は無料となっています。
駐車場から燕趙園の間に大きな石橋がありますのでそこを渡っていきます。
勾配はけっこう急ですが、足の不自由な方や、小さなお子様連れの方用にエレベーターもついているので、ご安心ください。
橋の上から見える風景です。
左の写真には燕趙園の一部が見えていて、右の写真には、東郷湖(東郷池)とその
向こうには、「日本のハワイ」で話題となった「はわい(羽合)温泉」が見えます。
たしか、ソフトバンクCM「白戸家」シリーズでトリンドル玲奈さんが登場していた
シーンです。
橋を渡って、テクテク歩くと見えてくるのが燕趙園の入り口「燕趙門」です。
ここで入園料を支払いますが、大人500円、小中学生200円です。
それでは中に入ってみましょう!
華夏堂
中に入ると真っ先に目に入るのが「燕趙園」と書かれた影壁です。
影壁(えいへき)とは、目隠しの役割があるそうです。
この壁の向こう側にあるのが「華夏堂(かかどう)」です。
奥におられる方達はチャイナドレスをまとったご婦人たちです。
どうやらチャイナドレスはレンタルできるようですね。
そして華夏堂の中に入ると、様々な展示品があります。
そのまま部屋を抜けたところにあるのが、銅鑼(ドラ)です。
中国では、大きな音を立てることで邪気を払い、天上の神様に存在を知らせ
恵みを賜る意味があるようですので、思いっきり鳴らしてみました。
素晴らしい中国庭園
そして目の前には素晴らしい庭園が広がっています!
この池は「天湖」といって、中には鯉がいますが、人が近づくだけで、わらわらと
寄ってきます。
この池を反時計回りに進むのが順路らしく、右側に進んでいくと蓮がある「荷池」
に着きます。
7月になると蓮の花が咲くので、観蓮祭(かんれんさい)といったイベントも
あるようですので、詳しくはこちらからどうぞ。
庭園内にある回廊の柱にはこのように色彩豊かな絵が描かれていて、こちらも
見どころのひとつですね!
こちらは「七星橋(ななほしばし)」といって、七色の虹を表しているようです。
七星橋の上からみた庭園です。手前のクネクネしている橋が「魚背橋」といいます。
そして、しばらく行くと燕趙園の最も高い位置にある「一覧亭」に着きます。
(写真上の建物が「一覧亭」です)
そこからは庭園全体を見渡すことができます。
(上写真は一覧亭から見る「華夏堂」です)
続いて見えてくるのが、「飛雲瀑(ひうんばく)」で、飛んでいる雲霧のように
流れ注ぐ滝です。
下から見たら、けっこう迫力ありますよ!
この中にも入ることができ、ちょっとした洞窟のような感じになっています。
右写真の「福」と彫られているところに、お金を置くとなんだかいいことが起こり
そうだったので私もお金を置いておきましたが、文字のところには沢山のお金が
置かれていました。そして、そこから隣にある建物へと移動します。
集粋館
「西垂花門」をくぐり、「集粋館(しゅうすいかん)」に入ります。
門を抜けると、たくさんの像が並んでいて、一番手前にはあの「孫子」の
像が建っています。
その横には「西王母と八仙人像」があります。
「八仙人」を束ねているのが「西王母」で、なんでも八仙人は日本の七福神のルーツになっているようで、七福神として考えたときに該当していないお方がこちらです。
「李鉄拐(りてっかい)」というお方で、見た目がなんだかあの西遊記に登場する
孫悟空に見えますよね?関係はなさそうですが・・。
さらにその横におられるのがこのお方達です。
孟子(左写真)と孔子(右写真)の像です。
像の横には教えが書かれた石板があります。
(写真左:孟子の教え 写真右:孔子の教え)
そしてその像の隣に建っているのが「集粋館」です。
集粋館は、イベントや展示ホールとなっていて中国雑技ショーなどが
催されています。
それではまた庭園の方へ戻っていきましょう。
西垂花門の上部にもこのような素晴らしいデザインが施されています。
門を抜け右側に進むと見えてくるのがこちらです。
梧竹幽園
「梧竹幽園(ごちくゆうえん)」は上品な風情があり、月夜に似合いそうな庭園
です。水面に映る月を見ながら一曲演奏してみたいところですね。
そこから回り進むと、松石影壁がありその横には百花圃が見れます。
百花圃とは中国のフラワーガーデンといったところです。
そしてそのまま進むと元の華夏堂に戻ってきます。
月9ドラマ「西遊記」のロケ地だった
実はこの燕趙園では、2006年に放映された香取慎吾主演の月9ドラマ「西遊記」
の撮影が行われています。
中華コスプレイヤー御用達!
ここ燕趙園では、中華コスプレ大会というものが開催されていて、
なんと日本大会やアジア大会などが行われていました!
年2回、春大会と秋大会があり、国内外からのコスプレイヤー達が集って
盛り上げています。
ちょっと気になるかたや、参加してみたいかた。撮影してみたいというかたは
こちらからどうぞ!
お土産も中国雑貨
燕趙園の隣には、中国雑貨やお土産を取り扱っている「老龍頭」という
お店があるので是非立ち寄ってみてください。
ちなみに私は、こんなものを購入してみました。
カエルの置物です!
なんと背中には、北斗七星が!
なんでも、仕事運が上がるのと出ていったお金が戻ってくるといったお利益がある
そうです。大きさは手のひらよりも少し大きく、重さも金属製なので、けっこう
ズッシリ感があります。お値段は1500円でした。
まとめ
いかがでしょうか。
日本にいながら中国感を楽しめる場所はいくつかあると思いますが、
ちょっと現実から離れたいときなどにこういった場所を訪れるのも
悪くないと思います。
交通アクセス
中国庭園「燕趙園」
〒689-0715 鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565-1
TEL0858-32-2180
詳細はこちらからお願いします。☟
それでは鳥取にある日本最大級の中国庭園についてご案内しました。
ご覧いただきありがとうございました。