ネコ部長のお役立ちブログ

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【色使い】飲食店はここにも注意!食欲をなくす色使いとは

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そういえば昨日、会社の近くにオープンしたカフェレストランに
行ってみたのですが、料理は美味しいんだけど、なんだか落ちつ
かなくて・・・。

あっ、それわかります!そういうのってありますよね。
居心地悪いというか、ソワソワするというか・・。
急に食欲もなくなったりしますよね・・・。

  

こんにちはネコ部長です。

みなさんは食事に出かけてこのような経験をしたことはないでしょうか?

お店はキレイだし、接客も素晴らしい。料理もおいしいのになんだか妙に

落ちつかないとか。また、さっきまでお腹すいていたはずなのに急に食欲が

なくなったりなど。

 実はこの原因には店内の「色使い」にあると考えます。

色が持つ効果とは

人が情報を得るとき、その8割を視覚から得ているといわれています。

そのために、そのお店に入ったときの色や形、雰囲気などで良し悪しを

潜在的に素早く判断しています。

なかでも「色使い」には、繁盛におけるポイントが色々と隠されているのです!

それでは、色にはどのような効果があるのでしょうか。

食欲をなくす色

食欲をなくす色とは「寒色系」の色使いですが、視覚から寒さを感じさせる

青系統の色のことを指します。寒色系には気持ちを落ち着かせる効果はある

ものの、逆に食欲を衰退させてしまう効果もあります。

 

たとえば、飲食店の広告などに寒色系を使わないのがそのためでもあります。

あれっ?でも夏場の広告には青色を使っているのをよく見かけますが。

その理由とすれば、寒色系を使う目的が別にあるからなのです。

たとえば、夏場に冷たい商品などのプロモーションを掛けるときに、

赤やオレンジといった色を使うと変ですよね。つまり寒色系を使うのは

涼しさを演出することで、涼しさを求めて来店してほしいという意図が

あるのです。「食べに来て!」ではなく「涼みに来て!」といった感じで、

来店目的を変えてしまうということです。

 

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 食欲を増進させる色

食欲を増進させる色使いが「暖色系」ですが、主に赤やオレンジといった色に

なりますが、視覚から暖かさを感じさせ料理をおいしそうに見せることで食欲

にも繋がっていきます。逆の効果としては、赤色などは気持ちを高ぶらせる効果

があるので落ち着かなくソワソワしてしまいます。

そういわると、そのオープンしたカフェレストランはテーブルクロスや壁飾りなど、赤色を使ったものが多かった気がしますね。

しかし、暖色系を基調とした飲食店はけっこう多いと思いませんか?

たとえば、有名なハンバーガーチェーンの看板やポテトが入っている

箱なんかは赤色ですよね。これには印象をより根付かせることと、食欲を

増幅させる心理に働きかけた戦略的なものではないかと思っています。

 

ちなみにこの某有名ハンバーガーチェーン店のマークの形は、そのチェーン店

のイニシャルを取っているのではないというのはご存知でしょうか?

このお話しはまた次の機会にでも。

 

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大切なのは色の組み合わせかたです !

寒色系と暖色系にはこのような色がありますが、これに もうひとつ

加えた色が「中性色」です。

 

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中性色の使い方としては、料理であれば野菜や果物を使用して見栄えをよくする

効果があります。また、店内に観葉植物など置くことでリラックスさせる効果を

与えられると思います。

 

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部屋と色使いと私

それではこちらの図を見てください。はたして飲食店としてふさわしいのは

どちらの色系なのでしょうか。おそらくほとんどの人は暖色系を選ぶと思い

ますが、寒色系でふさわしいのはオフィスなどの仕事場になると思います。

 

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・暖色系⇒楽しくおしゃべりしながら食事をする場所

・寒色系⇒落ち着いて集中して仕事をする場所

 

 このように考えることもできますが、それでは何が一番良い色使いなのか

といえば、客層に合わせた色使いをすることなのです。

自店の客層に合わせることが大切です!

寒色・暖色・中性色の他に「無彩色」がありますが、この色はどれにも

属さない色、つまり白・グレー・黒などが挙げられます。

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たとえば、若いカップルや女性客が多いお店なら、壁や天井には白を基調と

した色使いをすることで、清潔感や明るさなどの印象を与えることで、その

お店に入りやすいと思っていただけます。同じファストフードチェーン店で

あっても、そのお店の立地環境やターゲット顧客によっては、このように色を

変えていることが多いです。

 

また、高級レストランやバーなど、中年以上の男女をターゲットしているので

あれば、濃い色を使うことで大人の落ち着いた雰囲気が演出できますね。

 

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日本人が好む色使いとは

日本人が落ち着きを感じるのはやはり木目調です。

日本人は古くから木の温もりを感じて生きてきましたので、テーブルや椅子、

天井や床を木目調(または生木)にすることでとても落ち着きを感じると

いわれています。

 

たとえば、コメダ珈琲店なんかはどうでしょう。店内中、木に包まれている

ので、ここにも人気の秘密があるのではないでしょうか。特にシニア層には

人気がありますよね。

コメダは私も大好きで、よく通っています。
読書するのに最適なんですよね!

 

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まとめ

いかがでしょうか。

私自身、今まで数十店ものお店のオープンに携わってきましたが、色使いには、

いつも頭を悩まされています。ちゃんとした理由を考えて使用しないと逆効果

になってしまうことになります。飲食店は食欲を満たせるだけでなく、お客様

の心も満たさなければなりません。そうしないと生き残っていくことは難しい

とされています。色使いのほかにも気をつけないといけないこともありますが、

お客様に来てもらいやすい雰囲気づくりをしていきましょう。

 

www.nekobuchou.com

 

ご覧いただきありがとうございました。