センパ~イ!いまさらなんですが、QSCって何ですか?
そうねぇ・・。ココさん は現場との接点が少ないから、
ちょっとわからないかも知れませんね!
こんにちはネコ部長です。
飲食業界の常識といえば「QSC」ですが、他業界では耳にすること自体
少ないと思います。しかし、飲食業に携わる人は少なからず一度は聞いた
ことがあるはずですが、今回は、いまさらだけど、なおさら理解してほしい
「QSC」についてお話ししていきます。
「QSC」とは
今となっては、飲食業界では当たり前になっている行動指標がこの
「QSC」ですが、この指標を最初に提唱したのが皆さんご存知の
ハンバーガー・チェーン「マクドナルド・システム」を創立した
レイ・A・クロックなのです。
Q(クォリティー)
「Q」とはクォリティー(Quality)、つまり品質を指します。
飲食業での「品質」とは、料理の味、温度、盛り付けなど、決められた
基準を保たれていることですが、常に高品質な料理が提供できるように
考えられた基準が「クォリティー」となります。
この基準がなければ、料理の味も不安定になってしまい、いつしか
お客様の足も遠のいてしまいます!
S(サービス)
「S」とはサービス(Service)、つまり接客を指します。
いくら料理がおいしくても従業員の態度が悪ければ、また来ようなんて
思わないですよね。そうならないために接客にも基準を設けていて、
姿勢、礼の角度、歩き方、言葉使い、態度など様々なものがあり、
接客技術を磨いていき、お客様の満足を向上させることが目的です。
接客はお店の雰囲気にも影響を与えますので、とても大切な基準です!
C(クレンリネス)
「C」はクレンリネス(Cleanlinesse)、つまり清潔を指します。
料理はおいしい!接客も素晴らしい!しかしお店が不衛生だったら
元も子もありませんよね。お客様が安心してお店を利用していただく
ためにも安全な環境でなければなりません。スタッフの身だしなみ
から、清掃状態などの基準まで決められています。
特に衛生面には十分に気をつけなければいけません!
「QSC」はどれも大切です!
飲食業では「品質・接客・清潔」の3つ揃って当たり前なのです。
どれか1つでも欠けていれば、お客様の満足を得ることはないでしょう。
また、次のようにQSCにプラスして指標を出している企業もあります。
・QSC+V
・QSC+T
・QSC+M
・QSC+A
・QSC+H
このように、Vはバリュー(価値)、Tはトレーニング(教育)、
Mはマネジメント(管理)、Aはアトモスフィア(雰囲気・環境)、
Hはホスピタリティ(おもてなし)など付け加えています。
まとめ
QSCはすべて揃っていないと、飲食業では成り立たないといっても
いいくらいで、それだけ重要な指標なのです。
いくら集客を見込めるキャンペーンやイベントを実施したところで、
肝心なQSCができていないと、「お店の悪いところを見ていってください」
と言っているようなものです。お店が繁盛しない、お客さんが来ないと
嘆いているのであれば、まずこのQSCを徹底して見直していきましょう。
なるほど、よくわかりました!センパイありがとうございました。
あれっ?今回は出番なしですね・・・
ご覧いただきありがとうございました。