こんにちはネコ部長です。
ポジティブという言葉はよく耳にしますが、みなさんは1日の中でどのくらい
意識的に前向きな発言や行動をしているでしょうか?
そこで今回はポジティブな言葉を増やすことでどんな効果があるのか
考えてみたいと思います。
ポジティブとは
そもそもポジティブとは積極的という意味なのですが、普段私たちが
使っている意味では、プラスとか前向きといったほうがしっくりくると
思います。
逆の言葉としてネガティブとありますが、こちらはマイナスとか
後ろ向きという解釈ができます。
ポジティブ言葉とネガティブ言葉
日常生活の中で、ポジティブ言葉とネガティブ言葉のバランスは
人によってバラバラですが、ポジティブ言葉の比率が高いほど
仕事も人間関係もうまくいっているのではないかと考えます。
たとえば会議やミーティングで前向きな意見が多いのと、
後ろ向きな意見が多いのでは会議の質も変わってきますし
得られる成果そのものが違うものになってきます。
3:1のバランス
それではどの程度ポジティブ言葉があればいいのでしょうか?
ノースカロライナ大学の研究では、職場で話されるポジティブ
な言葉とネガティブな言葉の割合を調べたところ、3:1以上で
ポジティブな言葉が多いチームはとても高い業績をあげているのに
対して、3:1以下では会社への愛着も低く離職率も高いようです。

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たしかに文句ばかり言ってる部署や、誰かのせいにしている人は
成果はよくありませんね。
注意の仕方も3:1
たとえば、職場において上司が部下に
「業績が悪いのはお前の責任だ!」と言われた場合と、
「業績が悪いのはプランなど他に見直す点があったかもしれないね」と
言われるのでは受け止め方が違いますよね!
たとえ失敗してもポジティブな言葉が多いと気持ちも楽になってきます。
そうなるとやる気も湧いてきて、行動も変わり得られる成果もかわって
くるのではないでしょうか。
ただし、明らかに本人に責任がある場合は、注意は1回でその3倍の
やる気にさせるポジティブな言葉をつかうといいという事になります。
夫婦仲は5:1以上
夫婦や恋人同士においても同じようなことがいえるようです。
心理学者のジョン・ゴッドマンの研究によれば5:1の比率を
下回ると高い確率で離婚に至るそうです。
たとえば、奥さんが一生懸命に夕ご飯を作って待っていたときに、ご主人が
「これ・・今日の昼も食べたんだよね」
と、ついつい言ってしまった時は、もう火を見るよりも明らかですよね。
そんな時はこんな言いかたで、
「でも、同じものだけどやっぱりこっちのほうが美味しいよ!」
「いつもありがとう、君も忙しいのにね感謝しているよ!」
「片付けは僕がやっておくから」
といってみてはどうでしょうか?
このように 奥さんにちょっと傷つく言葉を言ってしまったら、
その時は5倍以上の喜んでもらえる言葉をかけてあげればよいと
いうことですね。世の男性諸君がんばりましょう!
悪口は認知症の危険が3倍です!
悪口は言ってもなにもいいことはありません!
悪口は自己防衛やストレスの発散などに使うことが多いと
思いますが、悪口を言っていくうちに今度は自分が言われる
立場になってきます。
東フィンランド大学の研究では、悪口や批判が多い人は
そうでない人に比べて認知症の危険度が3倍も高いことが
わかったのです。
まとめ
それではポジティブな言葉を増やすとどんな効果があるのか、
・仕事も人間関係もうまくいく
・3:1以上の法則で成果も上がる
・5:1以上の法則で夫婦仲も円満になる
・悪口をやめれば認知症のリスクも下がる
となります。
一度きりの人生なのでできれば楽しく生きていきたい
と思いませんか?
しかし苦しいことや辛いことも確かにありますが、ちょっと
考え方を前向きにしていくことで何かが変わっていくのだと
思っています。
そう思って私自身はブログも書かせていただいています。
幸せのためのポジティブな言葉を増やしていきましょう!
ご覧いただきありがとうございました。