こんにちはネコ部長です。
夏ですね!(暦では秋ですが・・・)
毎日暑くて嫌になります。ι(´Д`υ)アツィー
そして夏といえばやっぱりこれ・・・
『怖い話』
今回は、私自身が体験した怖い話をしようかと思います。
海の中
これは私が23歳ぐらいのお話しです。
私の住んでいるところは海が近く、当時は仲間と一緒によく海に行ってサーフィンをして楽しんでいました。
地域にはサーフィンスポットもたくさんあって、休みの日なんかは県外からのサーファーもたくさん訪れ賑わっています。
そんな私もサーフィンの魅力に取りつかれた一人で、早朝から日没までサーフィンをする日々もざらでした。
そんなある日のこと、いつものスポットでいつものように楽しんでいた時です。
海岸から50メートルほど沖に行ったところで波待ちをしていた時に、いつもの仲間(Aとしておきます)が後からやってきたのですが、いつもとは少し様子が変でした。
ふと岸側に目を向けると、なんだかたくさんの人だかりが見えています。
後からやってきたAに
「どうした、なんかあったか?」
と尋ねたところ、Aは血相を変えてこういいました。
A「さっきから何度も叫んでいるのに、聞こえていないみたいだからここまで来たんだよ!」
私「???・・・どういうこと?」
A「とにかく、早く岸に戻れ!」
いつもは穏やかなAなのですが、その時は尋常じゃなく興奮していたのです。
とりあえず戻ろうと岸に目をやった時に、そこで岸にいた人だかりがどんな人達なのかが分かったのです。
岸にいたのは全て警察官だったのです。
「えっ??どういうこと!」
私は少しパニック気味にAにむかって
私「なんであそこに大勢の警察がいるんだよ!」
私「俺、何もしてないぞ!」
A「岸に戻ったら説明するからとにかく早く戻れ!」
とりあえずサーフィンは切り上げ岸に戻ることにしました。
その理由?
なんとか岸に戻った時に、一人の警察官がやってきてこう言いました。
警官「少しお尋ねしますが、あなたがいた場所で何か見かけませんでしたか?」
私「えっ?いえ特に何も見ていませんが・・・」
警官「そうですか・・・。わかりました、ありがとうございます」
そういいながら警官は戻っていき、上司?のような人に報告していましたが、その時の上司らしき人の声が聞こえてきたのです。
上司「やっぱり待つしかないみたいだな・・・。」
私は意味が分からず、Aに説明を求めました。
A「細かいことは後で話すが、お前のいた場所の真下に、死体があるかもしれないってことだよ!」
私「!!!マジで?」
どうやら私が今まで波待ちをしていた場所に、何か事故で行方不明になっている人が沈んでいるかもしれないということでした。
そしてその警官たちは死体が浮いてくるのを待っていたようです。
忘れていたこと
私がよく利用するそのスポットは、昔からよく死体が流れ着いたり、子供が溺れたりと、水難事故が多いということでも有名な場所で、夜には海の上に人が立っていたとか、泳いでいたら何かに足を引っ張られたとかの話しもよく聞きます。
そういえば中学生の頃、海水浴していた時にも似たようなことがあったのを思いだしました。
真相
そして翌日のことです。
新聞に「○○〇海岸で、行方不明になっていた男性の死体を発見」という記事が載っていました。
どうやら私がサーフィンをしていた2日前に、近くの磯で夜釣りをしていた男性が、高波にさらわれ行方不明になっていたようです。
いろいろ捜索はされたものの行方が分からず、潮の流れからおそらくその海岸に流れ着くだろうということで、警官たちが調査に来ていたようです。
もし、あのままサーフィンをしていたら・・・。
そう考えるとゾッとしました。
さいごに
いかがでしょうか。
海についてはまだまだたくさんのお話しがありますが、それはまたの機会というで。
みなさんも海に行かれた時は、足元には十分ご注意を・・・。