こんにちはネコ部長です。
企業も家庭も一緒で、売上(収入)が無ければ非常に厳しい状況に置かれてしまいますが、ある意味これはチャンスでもあるかもしれません。
今あるコストを見直して、ピンチをチャンスに変えていく6つのポイントをお話しします。
固定費を見直す
経費は主に「固定費」と「変動費」に分けられますが、売上(収入)の増減に関係なく、定額でかかっている費用が固定費です。
固定費の代表例としては次の科目があります。
・人件費(給与、賃金、役員報酬) ・地代家賃 ・消耗品
・水光熱費(水道、電気、ガス) ・管理費 ・減価償却費
・リース料 など
これを自分の家計に置き換えてみるとどうなるでしょう。
参考までに帳票(決算書)について書いた記事を紹介します。
① 人件費
家庭では実際に給与を支払っているわけではありませんが、例えばお小遣いなどの額を見直してみてはいかがでしょうか。
仮に4人家族として、主人・奥さんの小遣いが毎月5万円づつだったところを3万円に、子供2人が2万円づつの小遣いを1万5千円にすることで、月間5万円の余剰が生まれ年間では60万円にもなります。
② 消耗品
消耗品にも様々なものがありますが、どれを消耗品として捉えるかによって異なってきますが、今回はザックリとしたところで考えてみましょう。
例えば「車」です。
車については、ガソリン代・タイヤ代などを見直すことができます。
ガソリン代は車を使わなければ発生しないし、タイヤに関しても摩耗して交換が必要な場合でも、ネットや中古品を探せば、結構良い状態の安価なものがあります。
そもそも車を所有しているだけで、車検代や自動車税、駐車場代などの費用も発生するので、思い切って手放してしまい、必要な時だけレンタルするという手もあります。
生活用品でも、トイレットペーパーや洗剤などもネット広告などで調べ、1円でも安いものに見直すことができます。
③ 水光熱費
水光熱は、水道代・電気代・ガス代となりますが、使用量を抑えれば支出も変わってきます。しかしこれは変動費として考えた場合で、固定費とは基本料金の事です。
例えば電気代の基本料金については、ほぼどの家庭も「従量電灯プラン」で契約されていると思いますが、電力会社によってこのプランが変わってきます。
その基本料金を見直して、少しでも安い電力会社に切り替えたりして支出を抑えていくことができます。
④ 管理費
管理費については、保守やメンテナスにかかる費用が考えられますが、家庭ではインターネットに関する費用を見直してみましょう。
例えばネットのセキュリティーに関する費用や、Wi-Fiなどの費用を見直してはどうでしょうか。
セキュリティソフトで考えた場合、この商品は3年間で台数無制限とあり、 家庭で使用している個々のモバイルやPCなどすべてで利用できるので、大変お得だと思います。
実際に私も使用していますが、家族分含めPC4台にスマホ4台、iPad2台に使用しています。無料のセキュリティーソフトもありますが、以前にちょっと怖い思いをしたことがあります。
⑤ リース料
リース料には、「ファイナンス・リース取引」と「オペレーティング・リース取引」があります。
なんだか難しくてよくわからないかもしれませんが、家計で置き換えていうならリース料というより毎月定額で支払っているサブスクリプション費を見直してみてはいかがでしょうか。
例えば、音楽・動画配信サービスなどをいくつか利用している場合にどれかに絞ってみてはいかがでしょうか。
私のおすすめは「Amazonプライム」です。
プライム会員に入ればプライムビデオで好きな映画やアニメを視聴できるし、kindleで本も利用できるので大変お得ですよ。
実は私もサブスクを見直しして、dアニメストアやHulu、Netflixなどを利用していましたが、これらすべてで毎月およそ2,700円ほどかかっていました。
今は、dアニメストアとAmazonに絞って毎月900円となって、これだけでも1,800円も削減できています。(この2つは譲れなかったデス(;^_^A)
⑥ その他
その他として考えるのが、ジムなど通っている費用や塾などにかけている費用です。
ここについては様々なご意見もあるかと思いますが、自宅でできることで費用がかからない事を考えてみてはどうでしょう。
わざわざジムに行かなくてもネット動画を活用したり、自宅にあるものでトレーニング器具を代用したりするのもいいと思います。
また、毎月高い授業料や移動費を払いながら塾に行かなくても、安くネットで学ぶことも可能なので検討されてはいかがでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
簡単にまとめると 、まずは「固定費」を見直してみましょうということです!
企業において業績アップの考え方として最初に取り組むべきなのが固定費なので、同じように家計も見直すべき点は固定費からなのです。
つまり無駄な支出をなくすことが重要だということなのですね。
そのために企業も不況の際は家賃交渉をしたり、人件費を見直したりするのです。
逆境は、今までそれほど無駄と感じていなかったことや、これくらいはいいだろうと思って使っていたお金が、実は家計を圧迫していることに気づくことができるチャンスでもあります。
家計の見直しをする際は、まず固定費から調べてください。
どこかにある無駄に気づくかもしれませんよ。
それではこの辺で。
ご覧いただきありがとうございました。