ネコ部長のお役立ちブログ

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【知っておこう】ウィルスと細菌の違いって?いまさら聞けない感染症について

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こんにちはネコ部長です。

みなさんはウィルスや細菌による感染症について、どれだけのことを知っていますか?

どちらも同じようなものだと思っている方が多いと思いますが、ウィルスや細菌の違いと、それらが引き起こす「感染症」について知っておきましょう。

 

 

感染症とは

感染症とは
環境中(大気、水、土壌、動物)に存在する病原性の微生物が、人の体内に侵入することで引き起こす疾患です。
感染は人の体内に侵入、定着し、増殖することで成立しますが、感染しても、症状が現れる場合(顕性感染)と、はっきりとした症状が現れない場合(不顕性感染)があります。

引用:大幸薬品 

感染症を引き起こす微生物を「病原体」といいますが、 回虫や蟯虫(ギョウチュウ)などによる寄生虫によって起こる寄生虫症も感染症の1つなのです。

病原体の種類 

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感染症を引き起こす病原体には主に「ウィルス」「細菌」がありますが、それぞれの性質とよく知られている代表的な種類を紹介しましょう。また、感染症にはこの他にも「真菌(カビ)」もありますが、今回はウィルスと細菌に絞って説明します。

ウィルス

代表的なウィルスの種類

・コロナウィルス ・ノロウイルス ・インフルエンザウィルス ・アデノウィルス 
・肝炎ウィルス ・ヘルペスウイルス ・風疹ウイルス
・HIV ・ロタウイルス など

 現在、世界中を震撼させている「新型コロナウィルス」ですが、コロナウィルスにも種類があり、風邪症候群といった種類から、SARS(サーズ)、MERS(マーズ)といった動物から感染する重症肺炎ウィルスがあります。

ウィルスの性質は、単独では増殖できないところにあるのですが、ウィルスの種類もDNAウィルスRNAウィルスとに分けられ、インフルエンザやコロナウィルスなどはRNAに分類され、人の細胞を利用して自分のコピーをどんどん作っていくのです。

 

細菌 

代表的な細菌の種類

・大腸菌 ・ブドウ球菌 ・サルモネラ菌 ・コレラ菌 ・結核菌 ・ボツリヌス菌
・破傷風菌 ・緑膿菌 ・連鎖球菌 など

細菌については 、よく耳にする名前のものが多いですよね。

たとえば、病原性大腸菌O-157や、黄色ブドウ球菌なんかが有名で、私たち飲食業界では常にこの細菌と日々戦い続けているのです!

 

細菌で特徴的なのはその形状にあります。

・球菌 ・桿菌(かんきん)・らせん菌 ・糸状細菌 

性質は、DNAとRNA両方を持つ細胞膜を持った生物なので、ウィルスとは違い自ら増殖していきます。

治療法は?

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ウィルスや細菌による感染症の治療法についてですが、抗ウィルス薬ワクチン抗生物質などがあります。

しかし、人類が進化してきたように、年々ウィルスや細菌も進化しているようで、今まで有効だったものが利かなくなってしまっているようですね。

人類と病原菌との闘いの歴史を振り返ると、唯一撲滅できたのは天然痘だけなのです。

さいごに

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人類の長い歴史の中、常にウィルスや細菌と向き合ってきましたが、新型コロナウィルスの猛威に多くの人が犠牲になっています。

しかし、人の英知はこんなものじゃないはずです。必ず勝利へと導いてくれるものだと信じています。

一番大切なのは、規則正しい生活とバランスの取れた食事をすることと、しっかり睡眠をとることで、自分自身の免疫力を上げていくことだと思います。

 

 

それではこの辺で。

ご覧いただきありがとうございました。