やっぱりセンパイはピシッとしていますよね!
えっ?なに?どうしたの当然。
あっ、スイマセン唐突に。
他のセンパイに比べて、なんだか決断が早いなと思いまして...。
ありがとう。でも、そんなことないわよ。
これでも昔はよく「決断が遅い!」って叱られていたのよ。
こんにちはネコ部長です。
組織において、リーダーの決断力は業績を大きく左右させてしまいますが、みなさんの職場の上司や先輩はどうでしょうか?
「まだ大丈夫では...」とつい判断を先延ばしにしていたり、その場の雰囲気で即決してしまい、あとで泣きを見ることってよくある話しですよね。
それでは「スパッと決められるリーダー」はどこが違うのでしょうか。
今回の参考著書はこちらです。
先じて動く!
リーダーが犯しがちなのが「問題の先送り」です。
問題解決の意思決定を先延ばしにしてしまった結果、さらに傷口が広がり取り返しのつかないことになってしまうことがありますよね。
私の仕事は飲食業ですが、お店で働いている学生アルバイトが何人かいて、卒業して退職してしまうことがわかっているのに、そのお店の店長は何も手を打っていなかったため、人がいなくなってから慌てて募集をかけている光景を何度も見ています。
つまり、先のことを想定していなかったため、人員不足なうえに戦力も低下し、お店のレベルが下がってしまい、業績も悪くなってしまうという「問題の増殖」に陥ってしまうのです。
人が辞めることを想定して先じて動いていれば、このような結果にはならなかったかもしれませんよね。
ブレない判断軸を持っている!
ただ、決断が早ければ良いという問題ではありません。
その場の勢いや、何も考えもなしに格好だけで決断してしまうのは本末転倒です。
できるリーダーは「ブレない判断軸」を持っています。
・お客様視点 ・公平な視点 ・リスク視点 ・目的視点
・効果視点 ・回復視点 ・長期視点
うぇ~、いっぱいありすぎてよくわからないですよ...。(´;ω;`)
ザックリ説明すると次のように考えることです。
お客様はどう思っているのか? 取引額は公平なのか?
最悪の場合を想定しているか? そもそもの目的から外れていないか?
投資対効果は? ダメージ量は? 目先の事でなく先のことで考えているか?
このような判断軸をもって意思決定することが大切なのですね。
安易に妥協しない!
次のような意思決定の場面に直面したときに、あなたならどうしますか?
・量をとるか質をとるか
・効率性をとるか安全性をとるか
「やはり量より質でしょう!」
「いやいや、安全性より効率性を重視しないと!」
なんて、安易に妥協して判断していませんか?
ここで重要なのは「第三の案」を出すこと!
「第三の案」とは、「量か質」や「効率性か安全性」のどれかを選ぶのではなく、すべて選択した上で、どうしたら目的が達成できるかを考えてみることです。
限られた選択肢をどう活かすかが大切なポイントになるのよ!
判断に迷ったときはセオリーで考える!
ビジネス理論のセオリーの多くは、成功者などの歴史から証明されたものばかりなのです。判断に迷ったときは、どの理論に当てはめればいいかを考えます。
う~ん...。ええっと、ビジネス理論って何ですか?
・経営の基本ルール
・科学的な経営手法
・数々の成功事例
ザックリといえばこのような感じでしょうか。
詳しいことは、ビジネス理論についての本も沢山ありますので、読んでみてください。
そして、最初に覚えてほしい ビジネス理論を記事にしています。
①事業戦略・マーケティングのセオリー
② マネジメントのセオリー
③財務の基本セオリー
まとめ
いかがでしょうか。
スパッと決められるリーダーになるには、どうしたらいいかが見えてきたのではないでしょうか。
私自身も会社組織のメンバーですので、やはり一番期待しているのはリーダー(トップ)の判断力だと感じています。
逆に一番困るのは、決めないリーダーです。判断を周りに委ねてしまい、後になってから周りの責任にするのはどうかと思いますよね。
みなさんの職場のリーダーはどうでしょうか。じっくり観察してみてください。
フムフム、なるほど。さすがセンパイ!ありがとうございます。
私もセンパイのような決断力、養っていきますね。
それじゃあ、今日の帰りはドーナツ食べに行きましょう!
そっちの決断力は素晴らしいわね...。恐れ入ります(;^_^A
ご覧いただきありがとうございました。