ネコ部長のお役立ちブログ

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【インプット術】やはり読書は大切!情報と知識のバランスを最適にすること

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こんにちはネコ部長です。

今の世の中は「情報社会」と言われているほど、様々な情報がいとも簡単に手に入れることができます。しかし、手に入れたその情報は「知識」として頭の中に残っているのでしょうか。あまりにも情報が多すぎて知識として残らなければ、あまり意味がありませんよね。そこで、情報と知識のバランスを最適にする必要があります。

 

 

今回の参考書籍はこちらです。

 

情報と知識の違いとは? 

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 まず「情報」と「知識」の違いについてですが、なんとなく言葉のニュアンスはわかると思いますが、具体的にどう違うのかを説明しておきましょう。

 

「情報」・・・データを整理、集計して意味づけたもの
「知識」・・・情報を分析、解析し体系化したもの

 

と、このような形になります。

段階としては、データ → 情報 → 知識 → 知恵 と繋がっていくのですが、得られた知識をアウトプットすることで「知恵(モラルや価値観)」に昇華していくのです。

 

DIKWモデル

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DIKWモデル
D・・・Data(データ) 
I・・・Information(インフォメーション)
K・・・Knowledge(ナレッジ、知識) 
W・・・Wisdom(ウィズダム、知恵)

 情報工学の世界では「DKIWモデル」という情報を整理するフレームワークがあり、
上図のように定義しています。階層が上がるほど価値が高くなるという考えです。

たとえば、ネットや新聞で得られるのが「情報」であり、人や本から得られるのが
「知識」となります。

 本は、情報を分析し解釈されて書かれているので「知識」となるのです。

情報と知識のバランスは? 

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みなさんは分からないことがあれば、すぐスマホなどで検索をしますよね。ググれば大抵の情報はすぐに手に入れることができますが、ただ情報をたくさん集めたところでその情報の価値はすぐに劣化してしまいます。

ポイントは、いま必要な分の情報だけでいいのです。
それでは、情報と知識のバランスはどのくらいにすればいいのでしょうか。

最適なバランスは3:7以下

インプットにおいて、最適なバランスは、「情報(3)」「知識(7)」以下にすべきだとされています。「2:8」や「1:9」がさらにベターです!

では、なぜこの比率なのかといえば、DIKWの図でもあるように、情報はあくまでもデータを整理した結果であり、必要なのは情報を意味付けすることにあるからです。

ネットと本とで鮮度を比較すれば、鮮度は本のほうが古くなりづらいと考えます。
ただ、ネットで得られる情報にも大事な要素もあるので、考えて活用していけばいいのではないでしょうか。 

「情報通」になるのではなく、「知識人」や「知恵者」を目指すことです!

まとめ  

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いかがでしょうか。

インプットにおいて、情報と知識のバランスを整えることは大事なことですので、自分に合った最適なバランスを考えてください。ただし、情報対知識はあくまでも3:7以下を目指しましょう。

そのためにも、読書によって知識を増やし、アウトプットによって知恵を増やしていくように心がけてください。バランスの良いインプットは、自己成長を最大化します。

ご覧いただきありがとうございました。