センパ~イ 、ちょっと聞いてくださいよ!
どうしたの?(なにかトラブルでもあったのかしら)
実は、経理のシロブチさんが「あなたの課ってチームワークないのね」って言うんですよ!もう悔しくて...。(´;ω;`)
まぁ、業績が悪いからそう言われるのも無理ないわよね。
でも、私はこのチームが大好きよ!
こんにちはネコ部長です。
職場において、いろいろと役割や担当を決めてやっているのですが、なかなか成果が上がらず、挙句の果ては責任の押し付け合いになっていることがありませんか?
「チームワークが大切です!」と、リーダーがうたいながらも、なぜか表面だけの薄っぺらいチームになっていることがありませんか?
この記事でもチームワークの重要性を書いていますが、その強い組織をつくるためには
どう考えていけばいいのでしょう。
そこで今回は、本物のチームワークをつくるための5つのポイントをお話しします。
1.目標に向かって一致団結!
2.成長が見えていて共有化されている!
3.優れたリーダーが存在している!
4.メンバー能力の総和以上の能力が発揮されている!
5.現状肯定されている!
成果が上がらないチームの問題
5つのポイントを説明する前に、成果が上がらないチームには様々な問題点を抱えています。そこで、よくある問題点をあげてみたので、ご自身のチームに当てはまる項目がいくつあるかチェックしてみてください。
☐ 環境変化に対応した目標設定や行動がない
☐ 目標が曖昧で数値化されていない
☐ セクショナリズム(縄張り)や派閥がある
☐ 意思決定が遅い
☐ 決定されたことが実行に移せない、または移さない
☐ 指示命令系統が一元化されていない
☐ 自由に意見が言える雰囲気がない
☐ メンバーの不平不満が多い
☐ メンバーから改善提案が出てこない
☐ 情報が共有化されていない
☐ 新しいことにチャレンジしない
さて、いくつチェックが入りましたか ?
う~ん...。そういわれると、思い当たるところが
何ヵ所かありますね。
7つの共有化
チェック項目のなかで、「情報の共有化がされていない」といった問題がありますが、私の会社でも、けっこう問題視されています。そこで共有化において大切な7つのポイントがあるので、そちらもどうなっているのかを考えてみましょう。
1.価値観の共有化 2.理念の共有化 3.目標の共有化
4.情報の共有化 5.成果の共有化 6.問題・課題の共有化
7.危機感の共有化
いかがでしょうか。この7つの共有化ができていれば、チーム力はかなり高いといえますが、できている項目が少なければ、ちょっと危険かもしれませんね。
そうですね...。たしかに共有化できていないところもありますね。
それでは、「5つのポイント」について、もう少しかみ砕いていきましょう。
5つのポイント
現在、あなたのチームがどのような状態になっているのかを考えてみましょう。
ここで説明する「5つのポイント」がマッチしていれば問題はありませんが、そうでなければ、チーム崩壊の危機にさらされているということです。
1. 目標に向かって一致団結!
目標に向かってメンバー全員が動いているかということですが、ひとりでも違う目標に向かっていたり、何もしていないのであれば、成果は上がりません。また、そのメンバーが脱落してしまう恐れもあるので、ベクトルを合わせ、しっかりとその目標に向かって、進んでいけるようにしましょう。
う~ん...。ここはちょっと自信ないですね...。
2. 成長が見えていて共有化されている
メンバー全員の成長が見えていて、共有化されていることで、与えられた役割もスムーズにこなしていけると言えます。しかし、共有化できていなければ、誰がどのレベルなのか、躓いていることや困っていることなどが把握できず、援助のしようがありません。成長度合いを見える化して、共有できる仕組みを取り入れることが大切ですね。
これは大丈夫でしょう!スプレッドシートを活用して
共有化できているから。
3. 優れたリーダーが存在している!
ここが一番重要ですね。優れたリーダーが存在していなければ、仮にメンバーが優秀であっても成果は成し遂げられません。優秀なリーダーについての見解はいろいろあると思いますが、リーダーの役割については次のようなことが考えられます。
・目標を決めること
・メンバーの能力を引き出し、やる気を高めること
・仕事の進捗管理を行い、適切なアドバイスをすること
・メンバーの権限・責任・職務を明確にすること
・メンバーの仕事を成功に導くこと
リーダースキルとでもいうのでしょうか、やるべきことを挙げています。
リーダースキルだけでなく、人望も大切な要素ですよ!
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4. メンバー能力の総和以上の能力が発揮されている
どういうことかというと、1+1=2ではなく、3にも4にもなっているということです。相乗効果を生み、ひとりひとりの得られるであろう結果を上回っていることが大切なのです。予想以上の結果をもたらしたと言えば、分かりやすいかもしれませんね。
5. 現状肯定されている
簡単にいえば、メンバー全員がポジティブだということですね。ひとりでも、ネガティブであれば相乗効果は生まれません。たとえその時の結果が悪くても、前向きに捉えていくことで、さらにチームの結束力は高まり、成功へと進んでいけることでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
たまに、「チームワークが足りないんじゃないの?」とか、「チームワークがないんじゃないの?」なんて言われることがあると思いますが、足りないのであれば補えばいいだけですし、ないのであれば創ればいいだけです。あるものでどうにかするのではなく、そこから何を創り出せるのかが重要なのです。
本物のチームワークをつくるための5つのポイントを理解して、素晴らしいチームを創ってください。
フムフム、なるほど!よくわかりました。
絶対にいいチームつくっていきましょうね!
そうね。ココさんがいれば安心ですね!
ご覧いただきありがとうございました。