「Life is a series of choices.」
(人生は選択の連続である)- ウィリアム・シェイクスピア
こんにちはネコ部長です。
この言葉は、あの有名なシェイクスピアの作品「ハムレット」の中で、ハムレット王が
言った名言ですが、私たちは1日のなかでどのくらいの選択をしているのでしょうか?
1日に選択する回数は
とある研究結果では、人は1日に35000回~選択をしているとされています。
1日の決断回数は9,000回じゃない〜研究では1日あたり35,000回〜 - ブログで ひぐぅち
選択には些細なものから一生を左右する需要なものまで、さまざまな種類が
ありますが、そのなかで、人生を左右する決断は1日に約70回選択している
と言われています。
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正しい選択は存在しない!
さて、選択するうえで「正しい選択」というものが存在するのでしょうか?
脳科学と心理学の研究者によれば、答えは「存在しない」という見解を示して
います。なぜなら選択する時点では、未来に何が起こるかわからないからです。
オーストラリアの女性看護師であるブロニー・ウェア氏が、終末期の患者の最期に
聞いた共通する5つの後悔を「死ぬ瞬間の5つの後悔」という著書にしてまとめて
います。その共通する5つの後悔の内容というのがこちらです。
1.自分に正直な人生を送ればよかった
2.働きすぎなければよかった
3.思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
4.友人と連絡を取り続ければよかった
5.幸せをあきらめなければよかった
みなさんもこの中で、どれか当てはまっていることはありませんか?
つまり後悔とは、その時の選択の結果なのです。
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その時は自分にとって正しい選択をしたはずなのに、結果的に選択したことが
後悔に変わっていることってありませんか。逆に別の選択をした場合はどうだった
のでしょうか?おそらく違う形での後悔が生まれているかもしれませんよね。
目指すのは後悔しない選択!
正しい選択が存在しないのであれば、できることは「後悔しない選択」を
することです。それでは、「後悔しない選択」とはどういうことなのでしょう?
たとえば、就職活動をする就活生で考えてみましょう。
希望する会社が2つあるとします。
・A社は残業もなく福利厚生も整っていて、年間休日も企業平均日数を超えて
いて、給与も初年度で400万ありますが、仕事内容としては自分の苦手な分野
ではありますが、とても魅力のある企業です。
・B社は残業はありますが、きちんと残業代も出ていて、各手当も充実しており、
年間休日は110日ほどで、給与は初年度で350万です。しかし、自分のやって
みたかった仕事内容です。
さて、みなさんはどちらの企業を選びますか?
実は正解はありません。正しくはどちらも正解であり不正解でもあるという
ことです。なぜならどちらかを選択する時に、その会社で働いている未来の
自分の姿を予測できないからです。
仮にA社を選択したとして、3年後は仕事内容についていけず、辞めているかも
しれません。逆にB社を選択していたとしても、別の理由で辞めているかもしれ
ません。未来に何が起こるかわからない以上は選択に正解がないということです。
大切なのは現時点で合理的な判断をすることです。
合理的な判断、つまり現時点で「better」な選択をすることが大切であり、この合理的な選択こそ「後悔しない選択」となるのです。
さいごに
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後悔しない選択をするためには、選択をする準備や習慣、トレーニングが
必要ですので、この続きはこの「後悔しない超選択術 著者:DaiGO」に書か
れていますので、是非、読んでいただければと思います。
読むか読まないかの選択をするのも、あなた自身ですので「後悔しない選択」
をしていただければと思っています。
ご覧いただきありがとうございました。