ネコ部長のお役立ちブログ

         明日から活かせる知識・話題など何かのお役に立つブログです

【残業】わたし定時で帰れません!仕事の生産性を上げるポイントは

f:id:nekobuchou:20190517192229j:plain

 

 

あぁ~っ!時間までに終わらない!! 今日は残業かなぁ・・

ちゃんと1日の計画立ててやってる?

 

こんにちはネコ部長です。 

世の中で残業が多い産業は、上から順に運輸、建設、通信といわれて

いますが、どこも人手不足が問題となっています。

 

私の職場でも残業はしたくないのですが、やらざる得ない状況も多々

あるのも事実です。

 

今回は、仕事の生産性を上げるポイントを考えてみます。

仕事の棚卸をしよう!

「棚卸(たなおろし)」といえば思いつくのが、商品などの数量を

数えて金額を算出するといった意味がありますが、「仕事の棚卸」

とは、自分の与えられている仕事の種類や内容、作業にかかっている

時間を「見える化(可視化)」することです。そうすることで、その

作業を整理(仕訳)して、そこから最善のやり方を考えることができます。

つまり、効率の良い仕事の手順を見つけ出すということです!

 

それでは、どのようにしていけばよいのでしょうか?

棚卸表の作成

まずは業務内容を大分類、中分類、小分類に分けてそれぞれの

作業にかかる時間を明確にしていきます。

手書きでもExcelでもいいので、作ってみましょう。

 

f:id:nekobuchou:20190517211412p:plain

参考:日本能率協会コンサルティング

問題点を発見する

仕訳ができたら、そこから問題点を見つけていきます。

その業務量や業務時間の多い上位2つくらいを選出して、

それらを改善していきます。パレートの法則として考えれば、

全体の業務量を占める20%の業務量を改善すれば、全体にかかる

業務時間が大きく改善できると考えます。

パレートの法則 - Wikipedia

 

そしてより具体的にしていきます。

改善手順を決めていく

抽出した業務をより細かくしていきますが、ポイントは

  1. 作業手順(業務に対する作業の順番)
  2. 使用ツール(何を使うのか)
  3. 現状の問題点
  4. 改善策

ですが、つまり手順書を作成すればいいのです。

 

f:id:nekobuchou:20190517214337p:plain

参考:日本能率協会コンサルティング

 

そして一つ一つの作業時間を計測していきます。

そして計測した結果を基に、作業内容そのものが必要なのか

そうでないのかを精査していきます。

 

明確な役割分担と権限委譲をする

その業務自体、本来自分がやるべき仕事なのかを考えてみましょう。

もしその業務が誰にでもできることなら、たとえば業務量の少ない人に

思い切って任してもよいのではないでしょうか。そのためには権限移譲

しておかないと、かえって無駄な作業や時間が発生してしまいます。

決定権がないと判断に困りますよね!

時代錯誤の仕組み

そもそも残業とは、日本企業が「年功序列」と「終身雇用」を中心に

経営されてきたなかで、人員の増減数ではなく在籍する頭数でどうにか

しようとしてきたためにできた時代錯誤の仕組みなのです。

 

私自身が経験してきたなかでも、「僕、3日会社に泊まっています」や

「24時間働けますよ!」といった仕事に対する価値観がたしかにありました。

栄養ドリンクのCMでもやっていましたね。「ジャパニーズビジネスマン」

とかいって、時任三郎さんが歌っているCDまで出ていたのを覚えています。

当時は残業が当たり前で、残業しない奴は「悪だ」とまでされていました。

つまり、仕事の緩急に対し、固定費より残業という変動費で対処していたということです!

まとめ

それではまとめてみましょう。

仕事の生産性を上げていくには、

・仕事の棚卸をする

・業務の問題点を抽出する

・改善手順書を作成する

・明確な役割分担と権限委譲を行う

となります。

 

最近「ノマドワーカー」という言葉を耳にしますが、これこそ

生産性の高い仕事のやりかたのひとつでもあると考えます。

ノマドワーカー - Wikipedia

 

f:id:nekobuchou:20190517225629j:plain

 

結果を出す仕事であるなら、会社に行く必要性はなく家でも

どこでもできると思いますが・・。(業種や業務内容によります)

生産性を上げていき定時に帰れる人が増えていけば、会社自体が

強化されているという証になるのではないでしょうか。

 

わたし定時で帰れません!は工夫次第でどうにかなるものだと

思っています。創意工夫をし生産性を上げていきましょう。

 

ご覧いただきありがとうございました。