平成31年4月30日火曜日、30年続いた「平成」に幕が閉じようとしています。
私は昭和生まれですので、元号が変わるのはこれで2回目ですが、平成は私に
とって大きく成長させていただいた時代でもあります。
平成を振り返る
1989年1月7日(昭和64年)に昭和天皇が崩御され、翌日の1989年1月8日に
平成元年となり、新しい時代のスタートとなりました。
その平成は日本にとってどのような時代だったのでしょう?
90年代
・バブル経済の崩壊
・ワンレンボディコンがブーム
・テクノ系やクラブ系などのダンスミュージックがブーム
・Jリーグ開幕
・日本人初の女性宇宙飛行士が宇宙に行く
・プレイステーションやスーパーファミコン発売
・阪神淡路大震災が発生し6000人以上の尊い命が奪われる
・ルーズソックスやアムラーファッションがブーム
・ポケベル→PHS→携帯電話と変わっていく
2000年代
・携帯電話に「iモード」が搭載されブームに
・ICを使った乗車カード「Suica」が導入
・FIFAワールドカップが日本と韓国で共同開催された
・オレオレ詐欺が横行する
・新紙幣(現在のデザイン)が発行される
・所得や雇用の格差社会が問題視されるようになる
・iPhone3G が発売され、スマートフォンの普及のきっかけとなる
・裁判員制度の運用が開始
2010年代
・アナログ方式のテレビがデジタル方式に移行される(地デジ化)
・東日本大震災が発生し戦後最悪の災害となる
・東京スカイツリーが開業
・長時間労働や残業代未払いなどの問題で「ブラック企業」が流行語になる
・マイナンバー制度が導入される
・ガラ携からスマートフォンにシフトする
・スマホ利用が、TwitterやFacebook、LINEやInstagramなどのSNSが中心
・歴史的猛暑や集中豪雨被害、台風などの自然災害が多発する
令和時代に期待すること
平成の出来事はまだまだいろいろなことがありましたが、まさに激動の
時代といえるのではないでしょうか。
これからやってくる令和時代に、我々が期待することはなんでしょうか?
税金、雇用、教育、環境など挙げればたくさんでてくると思いますが、
これからの時代は、日本の体質そのものが大きく変わっていくのではと
思っています。そこには大きな期待とは反面、大きな不安が渦巻いている
のも否めません。
歴史は繰り返されるといいますが、不幸な歴史だけは避けたいものですね。
南海トラフ巨大地震もささやかれていますし、化石燃料の枯渇や氷河期の
到来、少子高齢化の加速などもいわれています。
はたして「令和」はいったいどんな時代になるのでしょうか。
天皇陛下の最後のおことばでありました、
「令和の時代が平和で実り多くあることを、皇后とともに心から願い・・」
のように、より人々が笑顔で生きられる平和な時代が訪れることを、
私も心から願いながら新しい時代の幕開けを見届けたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。