こんにちはネコ部長です。
演ってみたい楽曲を覚えるときに、バンドスコアやバンドピースなどの
TAB譜をみて覚えているのがほとんどだと思いますが、ギターを始めて
間もないころによくあるのが、
「TAB譜どおり弾いているのに音が全然合わない」とか
「何かよくわからない言葉が楽譜の上に書いてある・・・」
なんて経験ありませんか?
その原因は、ギターのチューニングのやり方なのです!
そこで今回は、チューニングについて基本的な事を知っておきましょう。
チューニングには色々なやり方がありますが、その中でこれだけは
知っておくべき3つのチューニングを紹介します。
チューニングとは
チューニングとはギターの弦は6本あり、それぞれの弦に音を
決めていくことです。
A・B・C・D・E・F・Gというアルファベットがあり、
それぞれに音があります。
このアルファベットの順番でいった場合の音は、
ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソとなります。
コードというのは、音を3つ組み合わせたもので、
例えばCのコードであれば、ド・ミ・ソとなります。
チューニングの音の決め方は、最初の音でCであれば
ドの音になります。
レギュラーチューニング
基本のチューニングで、音は6弦→5弦→4弦→3弦→2弦→1弦の順で、
E→A→D→G→B→Eとなります。
半音下げチューニング
ダウンチューニングともいいますが、レギュラーチューニングをすべて
半音下げ(ハーフダウン)にしていくことで、
E♭→A♭→D♭→G♭→B♭→E♭となります。
ちなみに1音下げになれば、6弦のレギュラーはEですので
Eの1音したはBですので、6弦はBになるということです。
ドロップチューニング
ドロップチューニングとは6弦だけを1音下げることで、
より低音が強調されるチューニングです。
代表的なドロップチューニングではドロップDというチューニング
があります。6弦以外はすべてレギュラーになり、
D→A→D→G→B→Eの順番になります。
ドロップD♭というチューニングもありますが、これはレギュラーを
半音下げにして6弦をD♭にすることです。
TAB譜のどこを見るの?
まずTAB譜とは五線譜をギター用に改良された楽譜みたいなもので、
五線譜は音階で表されているのに対して、TAB譜は弦のフレットの
押さえる位置を示したものです。
それでは、チューニングについてTAB譜のどこに書いてあるのか
見てみましょう。
最初のところに「この曲のチューニングはこうですよ!」と
記載されています。(Tuning:DropDと記載しています)
何も記載されていない場合はレギュラーチューニングです。
譜面によってはチューニング音の順番が載っています。
(TABと書かれている線譜の隣に下から6弦・5弦の順でD・A・・のように)
チューニングの仕方
チューニングは必ずチューナーを使ってやりましょう!
チューナーでも音を鳴らして針が動き0の位置で合わせる
ものや、弦を鳴らせばどの音かがひと目でわかるものなど
色々な種類がありますので自分の好みに合わせて使いましょう!
チューニング時の音の鳴らし方は開放弦でするようにしてください。
まとめ
それではまとめてみましょう。
・レギュラーチューニングが基本です!
・ダウンチューニングは全体を半音や1音などに下げることです!
・ドロップチューニングは6弦だけを1音下げることです!
・チューニングは必ずチューナーを使いましょう!
これさえ知っているだけで、曲の幅も一気に広がります。
私も無知な頃、hideの曲を覚える際にここがよくわかっておらず、
ドロップDなのに一生懸命レギュラーで練習していて、
全く音外れで「この譜面おかしくない?」って言っていたことが
ありました。今思えば恥ずかしい限りですね・・・。
半音下げもフレットを半音ずらして弾いていたこともありました。
いろいろとチューニングを変えてみることで新たな発見も
見つかると思いますので、チャレンジしていきましょう!
それでは楽しいサウンドライフを送りましょう!
ご覧いただきありがとうございました。
私が16歳のころ初めて買ったチューナーです。
何十年も前のものですがまだまだ元気ですよ!